私自身は全然アンティークに興味がないのですが、夫の伯母さんは日本で和食器のアンティークショップを経営しているとあって、今回も
Noritakeのシュガーポットとミルクジャーをお土産に持ってきてくれました。今のところ我が家のシンプルな食器たちの中にまぎれていますが、いつか使う機会もくるかな?!
今回初めての海外旅行という伯母さんは、仕事柄か観光よりもマーケットやアンティークに興味津々。コベントガーデンのアンティークマーケットでSusie Cooperのお皿を購入していたので、アンティークのお店が並んでいるStreetにも連れて行ってみることにしました。
伯母さん達が午前中にバッキンガム宮殿を観光している間、先に下見をしておこうとアンティークショップが何件も入っている建物の中を一人で散策していたら、ボーっとしていた私はなんと上の写真のシュガーポット入れを落としてしまったのでした。幸いちょっと欠けただけですみましたが、頭が真っ白になっていた私は、お店のおじさんに平謝りして「すみません。買います。すみません!!!」と何度も言っていました。店主のおじさんは「気に入らないなら買わなくたっていいし、気にしなくていいよ」と言ってくれて、優しすぎてちょっと涙が出そうになりつつ、勿論購入してきました。£10にしてくれたし、一応ちょっと蓋が欠けただけで使えないこともないし・・・。家に帰って調べたところノルウェーの
FIGGJOというブランドで70年代前後のもののようです。色使いや絵が可愛いので、これを機に集めてみようかな。
アフタヌーンティが延びてしまったので、伯母さん達は閉店間際に何とかこのアンティークStreetに到着。殆どの路面店が閉店している中、鍵を閉めようとしていたお店に駆け込んで入れてもらいました。それでも中のストールは殆ど閉店してしまっていたのですが、入り口付近のストールのおばちゃんがゆっくり見て良いよ、と一度消した灯りをもう一度付けてくれたので、何とかお買い物することが出来ました。伯母さんは「貫入(かんにゅう)がどうのこうの・・・」などと専門用語を言いながら、流石見る目も厳しかったのですが、いくつかSusie Cooperのお皿を購入していました。私やお店の人に何度もお礼を言って、大切に嬉しそうに持ち帰っていったので、良かったなぁと思います。